わだやんの本棚~かしこそだて~
長期入院から出産までのお話 PR

超低出生体重児を生みました。ブログその2

こんばんは、わだやんです。

我が家の長女うさみんが生まれるまでのことを書いています。

本日は、超低出生体重児を生みました。ブログその1の続きです。

プロローグをまだ読んでいない方は、

超低出生体重児を生みました。プロローグからどうぞ。

切迫流産の長期入院生活

切迫流産の入院中の楽しみ

心拍

寝たきりのツライ入院生活でしたが、楽しみもありました。

それが、赤ちゃんの心音を聞くこと。

看護師さんが1日2回、心音の確認に来てくれるのです。

4人部屋の静かな病室に響き渡るうさみんの心音。

ちょっぴり恥ずかしかったけど、とってもとっても幸せな時間でした。

結構な爆音なので、もちろん他の赤ちゃんの心音も聞こえてきます。

心の中で、あっちの赤ちゃんも元気そうでよかったーなんて思いながら聞いていました。

病室唯一のほっこりタイムです。

 

余談ですが。

普通の妊婦さんなら、おそらく心音を聞けるのは月一回の健診の時だけだと思いますが、

私は何度何度も(通算100回近く?)聞くことが出来たので、

ちゃんと心臓をとらえた音と、臍帯(さいたい)音を聞き分けることができるようになりました!

長期入院ママあるあるではないかと勝手に思っています(笑)

★聞き分けのポイント★

心音は、はっきりドクンドクンドクンドクンと聞こえて、

臍帯音は、シュワンシュワンシュワンシュワンと少しぼやけた音がします。

音を文字で表すのは難しいですね。

聞き分けが出来ていない看護師さんも、チラホラいました(ぼそ…)

切迫流産から切迫早産へ

入院生活が始まって約2ヶ月が経ちました。

妊娠22週が近づいてきたある日、先生にこう言われました。

「22週を迎えたら、切迫流産から切迫早産になります。

21週までは、何かあっても赤ちゃんを救うことは出来ません。(法律で決まっているそうです)

22週からは、助ける処置をすることができるようになります。

しかし残念ながら、この病院にはそこまでの設備が整っていません。

万が一のことを考えて、転院をお勧めします。」

 

約2ヶ月間、同じような毎日を送っていた私は、

呑気に「このまましばらくこんな日々が続くのかなー」

なんて思っていいましたが、実際はもっと深刻な状況でした。

先生の話に急に情緒不安定になる私。

もう、産まれちゃうのかな。

心配する母

仲良くなった看護師さんの顔を見たとたん大泣きしてしまい、その後も他の看護師さん達にめっちゃ気を遣われる始末。

そんな私の状況を聞いた先生が、もう一度説明にきてくれました。

産まれそうだから転院する訳ではなくて、

・もしも今後急変したときに慌てて転院するよりも、状態が安定している今の方が安全。

・転院先で状態が良くなったら、またこちらに戻ってくることもできる。

こんなことを丁寧に話してくれました。

すっかり慣れ親しんだこの病院を離れて、新しい病院へ行くのは心細かったですが、そんなことを言っている場合ではない。

くまごろうとも相談をして、転院の手続きをお願いしました。

が、しかし

転院の前日、荷物をまとめて(2ヶ月分の荷物はなかなかの量です)、

お世話になった看護師さんに挨拶したりして、

いよいよ明日かーと思いながら就寝したのですが。。

 

ん?なんか変な感じ??

嫌な予感がして急いでトイレに行ってみたら、ドバドバと出血。

驚く人

しかもレバーみたいなやつも!

半泣きでナースコールを押して、真夜中に緊急で診察をしてもらいました。

超低出生体重児を生みました。ブログその3へ

 

 

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