こんばんは、わだやんです。
本日は、「文章を書くことが好きになってきた」きっかけについて書こうと思います。(先日書いた苦手なものについては、こちら。)
と、その前に。
誰も興味ないと思いますが、プチ目標の20記事を達成しました!
ばんざい!次の目標は30記事です。
では、本題へ。
文章を書くことが苦手ということは、本を読むのも苦手でした。
文章を書くのが苦手な私は、もちろん本を読むことも苦手でした。
とにかく文字を見るのが嫌だったんですね。
文字を見るだけで眠くなってしまう、そんな子供でした。
本を読むのが好きになったきっかけの本 その1
またまた小学生の頃の話ですが、「読書の時間」というのがありまして。
各々好きな本を読んでいていいのですが、月に最低1冊は本を読んで、感想文を提出するという授業でした。
本好きな子達が、何冊も読んで感想文も沢山提出して冊数を競っているのを横目に、私は月1冊書くので精一杯。
最終的にそれすらもサボってしまい、先生から呼び出しをくらいました。
怒られる。。そう思って先生のもとへ行った私に、
「この本を読んでみない?感想文は書かなくていいから、読み終わったら感想を聞かせてね」
と先生は1冊の本を渡してくれました。
『魔女の宅急便』
数年前に公開された映画が好きだった私は、夢中で読みました。
すでに内容を知っているから、スラスラと頭に入ってくるんですね。
2時間弱の映画には収まりきらないエピソードも知れて、
本って面白いなと初めて思いました。
私は文章を読みながら景色を想像するのが苦手だったのですが、
先に映像をみているので「あの景色を文章で表現するとこうなるのか」
ということが分かって、文字の凄さも知ることが出来ました。
今でもあの時の先生の対応に感謝しています。選書もナイス!
魔女の宅急便は今も好きな本です。
全6巻あって、映画になっているのはほぼ1巻の部分。
少女だった魔女のキキが、恋をして、結婚をして、お母さんになって、大人の女性になっていくお話です。
色んな物を運びながら、色んな人と出会って成長していく姿が描かれています。
うさみんが小学生になったら絶対読んでもらいたい本です。
本を読むのが好きになったきっかけの本 その2
時が経ち、高校生になりました。
魔女の宅急便のおかげで本好きになったのかと思いきや、そうではありません。(中学生も作文や読書感想文に悩まされて終わりました。)
高校生になった私が出会った本。それが、
『黒い家』
この話をすると、だいたい「。。え?なんで?」
って聞かれるのですが、本当なので仕方ない。
この本もまた、まるで映画を観ているかのように情景が浮かんできますが、
魔女の宅急便とは違いめっちゃ怖かったです。
手に汗握りながら読みました。
あまりに怖くなって一回読むのを止めてしまいましたが、
続きが気になって頑張って読みました(笑)
霊とか怪奇現象も怖いですが、人間が一番怖い!!
実際にあった事件を題材にしているということで怖さ倍増です。
本を読んでこんな怖い思いをしたことがなかったので、衝撃的でした。
(ぶっちゃけ細かいストーリーは忘れてしまいましたが、怖いので読み返していません)
映画化もされました。
そんなこんなで、この本に衝撃を受けた私は、貴志祐介さんの他の本も読んでみることにしました。(映画でも好きな俳優さんや監督さんに出会うと、関連した作品を観ないと気が済まないタイプです)
その後は角川ホラー文庫の棚にある本を読んでみたり、
映画で話題の原作などを読んで映画と比較してみたりと、
自分なりに視野を広げながら色んな作家さんの本を読むようになりました。
そしていつの間にか、周りにいる本好きの人々と話が合うようになり、
おすすめの本を教えてもらったり、逆におすすめの本を教えたりするまでに成長しました。
自分の知識が増えたことで友達も増える、という経験が本好きを後押ししてくれたのかもしれません。
そして、ようやくここにたどり着きます。
本を読むのが好きになったおかげで、文章を書くことにも抵抗がなくなってきました。
あんなに嫌いだった日記もこの頃から自主的に書き始めるようになりました。
今は「10年日記」なるものをつけていたり、
友人とこんなデジタルの時代に手紙のやり取りもしています。
そして今ではブログを書いています。
とはいえ、まだ「書くのが苦手ではなくなったレベル」なので、
読みやすい文章、面白い文章を書けるように勉強していきます。
30記事目指して頑張ります!